お知らせ / 釣り情報
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2017.01.27
2017 離島開幕戦★1月25日
1月25日・中潮・満潮6時50分
今年の開幕戦は薩南諸島・沖磯での
大型回遊魚狙いに絞ったのだが、渡船・海況との折が合わず断念。
ツアー参加者に中止の連絡をするも今年1発目との事もあり、どうも
諦めが悪い。
それではダメもとで悪あがきをしてみましょうと行けそうな場所を探す。
波も風も収まる方向にある。
波高・波向き・風速・風向きを考慮し、南西諸島・薩南諸島北部にある
『宇治群島』まで行ければ御の字。悪くても鷹島までは行けそう。
とのことで急遽串木野港から出港の『サザンクロス』さんで
6人チームでの鷹島釣行になりました。
オフショアジギングでは何度も訪れた場所だが
ショアからは自身初めての地、ワクワクしながら渡磯する。
天気も良い海況も悪くなく、釣り辛いほどの風もない!!
期待とはうらはらに朝マズメは見事に外す。
日が昇り1度ライトタックルに持ち替え沈み瀬の
頭が出たサラシでヒラスズキを狙うも出ない。
いれば100%出そうな場所で今日はいないのか、そもそも鷹島にヒラは
いないのかは分からない。島の位置的にもいておかしくない場所だけに
もどかしい。
その後も何の反応もないが、同じ磯に上がったT上さんが
どこに行っても安定のアイツをGet!!したのち瀬替わりになった。
道具がいっぱいでしょ(笑)
今日はルアーがダメならとフカセの道具も完備!!
フカセでムロ・サバを釣って泳がせをする魂胆だが、撒き餌をしても
小魚も寄ってこない状態で、あらかじめ用意したアジをホタリこむも
かじられる事もなく帰ってくる。
これはお手上げだと定期的に撒き餌を巻きながら、ルアー投げたり
ホタリ込んだりを繰り返す。
気分転換に磯の上部に散歩に行くとカツオ鳥の赤ちゃん?がこっちを見ている。
ムクムクして可愛い。
ふと視線を感じ振り返るとお母さん??がこっちを見ている!!
こんなトコにいないで、海に突っ込みなさいと願いも含め
近づいても逃げようともしないが、手を出すと嚙まれそうなので
諦めて下に降りて釣りを再開する事に…
お母さん??に別れを告げ、またルアーを投げながら定期的に撒き餌を撒く。
すると黄色い魚が数匹寄ってきた。朝から1度も竿を曲げてない僕は
この黄色い魚でもいいから釣ろうとフカセを始める。
撒き餌を2つ3つと投げ入れると、黄色い魚の下にクロらしき影が見える。
回収時間30分前・・・少し張り気味のラインが持って行かれる。
待望のバチバチだ!!
とりあえず魚に会えた!!
回収時間も迫っているため急いで次を投げ入れる。
『バチバチバチ』またきた。
これはどんだけでも釣れそうだが、回収まで残り15分
数匹追加して片付けをする事に。
今回はどの瀬も反応は悪く魚からのコンタクトはほぼ皆無でしたが
参加者みんな楽しみ方が上手になっています。
釣れなくても帰りには『楽しかったっすね〜』『また行きましょう』
と気持ちよく言ってくれる仲間に感謝です。
釣れないのも釣り、もちろん釣れるに越した事はないですが
釣れない時も含めどうやって1日を楽しむかが釣りに出かける醍醐味
かと思います。
2017年最初の離島はこんな感じでしたが、これがあるこそ
誰かが釣った時、手を叩いて、抱き合って喜びあえる日が来るのでしょう(^^)
江口浜のサンセット綺麗だったね!★
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2017.01.13
タレックス偏光サングラス受注会を開催します!! 1月22日(日)
2017年1発目は『第1回 TALEX偏光サングラス受注会』を開催します!!
日時 1月22日 日曜日 10時〜17時
場所 イノウエ商店
タレックスレンズで初めて景色を見た時の感動を今でもはっきり覚えています。
釣りが変わります!!
海面に照り付ける光の反射でルアーが見えない事や、地形が分からない、ベイトフィッシュが
見えない。そんな悩みを解消してくれるレンズです。
ロッド・リールも非常に大切なタックルですが
アイウエアもひとつの武器としてもっと拘ってもいいのでは…
当日はTALEXプロショップ・メガネのヨネザワ天文館鹿児島本店さんより
専門プロスタッフに来て頂き、各種レンズ等の試着・視力検査・質問等
専門的なアドバイスを受けられます。
度付きの偏光グラスの受注や、お持ちのフレームにタレックスレンズを入れる事も
可能ですので、お使いのフレームやお気に入りの眼鏡をお持ち下さい!!
是非この機会にルアーマンはもちろんですが、餌釣りの方もお誘い合わせの上
ご来店下さい。
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2016.10.24
トカラ開拓 屋久島 明日丸に初乗船!! 2016.6月
船に乗らなくなってどのくらい経つだろう。決してオフショアが
楽しくなかった訳でもないし嫌いになった訳でもないんですが…
まだ全然お店を始める前の話。人数を集める手間、煩わしさや
突然のキャンセルや直前までの行けるか分からないとの返事待ちの日々。
自然と足が遠のくようになった。
まだガッシガッシとシャクる釣りが主流の頃。大型を夢見て宇治群島や
草垣群島に行ってた頃が懐かしい。
現在までのその間、流行りものは若干ではあるが、やって見たりはした。
タイラバ船に乗り、巻けば釣れると思ってたタイ釣りもそうではなく
釣果の差は確実に出た。しばらくタイラバにハマった時期もあった。
スローなジギングに関してはまだ鹿児島での認知度がそうないころ情報を
頼りに、見よう見まねでやって見た。船長にそんなんじゃ釣れんよと言われながら(笑)
スローに関してはその頃、今もどうなのかは、はっきり分からないが
極細ラインでのやり取りで、5キロ程のカンパチをあげるのに30〜40分位ファイトする
人もいた。たまたま乗り合わせたアングラーがそうだったのかもしれないがその間
他のアングラーはひたすら待たないといけない釣りだった。
2.3回ほどやってはみたが細ラインでのやり取り、掛けたはいいが、とれるかは
別問題という釣りに疑問を感じ楽しみを見つけ出せずに行かなくなった。
今はロッド、リール、ラインの進化や情報もあり、やって見たいとは思っていた。
そんな頃、屋久島の遊漁船『明日丸』の林船長と会う機会があり、色々な話を
させてもらった。
ロックショア界のカリスマを『パンティー』と呼んでた頃からの話から現在の
オフショア事情まで!!
一生懸命、マジメに、それこそ鼻水を垂らしながら拭く事も忘れ話す姿に
時間を忘れて、のめり込み
この船長の船に乗ってみたいと本気で思った。
それからしばらくした頃、明日丸に乗船させてもらう機会に恵まれ
トカラ海域での開拓に同行させてもらった。
安房港近くの民宿『福』さんに宿泊。
アングラーの受け入れ態勢は整っている。
いよいよ出船。今回テンション上がりすぎでカメラを忘れ
写真が数枚しかないという始末!
夜明け前に出船し、いよいよトカラへ到着。
調査済みのポイントはすべてスルーし船は新しいポイントを探しに走り回る。
一体どれだけ走るのか、燃料代がいくらかかるのか、こっちが不安になる
船長はお構いなしに走り回る。
開拓にこんなに走り回る船がどれだけいるのだろうか?
すべてはお客様に釣らせたい。その一心であると思う。
どういう釣りをするのか全く分からず船長の釣りを
しばらく眺める。
水深200m以上・500gのジグ。すべてが初めて!!
真似をしてみるが、訳が分からない。
初めてのポイントで船長HIT!!
旧知の仲の2人。現在フィールドは違ってもホントに楽しそうに釣りをする
ところは、すごく似ている!!
渋い状況の中、走って探しての一匹は流石でした。
ダブルヒットもありましたが、僕のはニーナ氏が先に掛けて
興奮した魚がたまたま喰いついた様な感じです。
*ショアの達人は一投・一投、考えながらやってる感じで、自分なりの解釈、パターンを確立。
魚と向き合う考え方、経験の差を改めて感じました。
『明日丸』に乗り操船の技術、船長の嘘を言わない正直な姿勢、どうしても
釣らせるんだという情熱に感動しました。
こんな船ならまた乗りたい。お客様や一生懸命ロックショアに
打ち込んでる友人達にも思いっきり勧められる、船長、船でした!!
まだ準備ができなくて、なかなか行けませんが準備が整い次第ツアーという
形でご案内できる日が来ると思います。
関東、関西からのお客様が多いようです。鹿児島からスグの場所にあるのに
行かないのは勿体ない。
知らない事へのワクワク・ドキドキを
みんなで贅沢な海、贅沢な時間で、思いっきり楽しんじゃいましょう!!
今回、この機会と林船長に出会わせてくれたUZU ニーナさん。本当にありがとうございました!!
また『パンティー』&『ウンコ』と釣りさせて下さい(^^)
屋久島の遊漁船、明日丸さんのHP
http://asumaru89.blog.fc2.com/
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2016.10.24
梅雨前の男女群島 6月7.8日 VOL.2
磯の上でのいつでも起こりうるトラブルを乗り越え、釣りを再開。
しばらくするとそんなに曲がるはずのないレイジングブル106XXが
気持ちよく曲がっている。
クラゾノ君の所へギャフを持って急ぐと、デカいマグロが海面に
浮いている。ギャフの方へ誘導してもらい1発でギャフ掛け成功!!
『バーーーーン!!!!』実測17キロのキハダマグロ!!
フックが刺さったばかりなのにヤリヤガル!
その後は平和な海が続き瀬替わりを迎えた。
次の瀬に渡してもらうが、もう一仕事終えた彼は、ゆっくりと男女群島の
雰囲気を嚙み締めるかのように、2.3投すると腰かけ遠くを虚ろな目で
見ている。くやしいほどの漢の余裕である!!
僕はというと何か一発出ないかと、あちらこちら移動を繰り返すが
釣れるのは小さい魚ばかり(笑)
ネイゴにハガツオ。。。 全くである!!
そうこうしてるうちに回収の時間になる。
今回は瀬泊りで夜はゆっくりデッドベイトでの釣りをする魂胆!!
夜釣りの磯に移動になる!!
今夜のディナーはクラゾノシェフが作ってくれた。出汁からとる本格的な
鍋にこの上ない幸せを味わう。彼はその昔、調理の学校に通ってたとか
なぜか真実味のない話だが、どうやらホントらしい(笑)
にしても、磯の上で食べた彼の料理は抜群にうまい。もう夜の釣りはやめて
このまま寝てもいいかなと思うほどだった!!
食事を済ませ、夜釣りに突入!!
僕はウキを使ったデットベイトの流し釣り、彼はブッコミで狙う!!
開始早々、浮きがエゲツナいスピードで沈み、ラインがどんどん出ていく。
感覚的に50mほど走らせた後にテンションを掛け思いっきり合わせを入れるが
おそらく100m以上出ているナイロンラインでは合わせが入らず、またさらに
巻いて合わせを入れること3回!!今までロッドに乗っていた重みはなくなり
痛恨のフックオフ。まだまだナイロンラインでの釣りに慣れない。未熟さを
思い知る結果になった。
さてクラゾノ君はというと、次から次にロッドが海面に引き込まれる。
ウツボ・ウツボ・ウツボ・・・・すべてウツボである(涙)
離島のウツボはサイズがデカい!!
誰かが言ってた『まずはそのあたりのウツボを釣りきってからが勝負』だと…
彼はそれを信じひたすらウツボを釣る。
一体何匹釣っただろうか、おそらく20匹以上は釣ったと思う。
『多勢に無勢』である。いくら根性のある彼でも今回ばかりは、さすがに
根をあげた。
その後は何もなく、朝を迎える!!
最後は朝まずめの勝負になる。
今回最後に乗ったのは男女群島屈指の名礁ホタテ岩。テンションはMAXだが
潮流もマックス!!渦を巻き魚は激流にのまれ、とても餌を捕食できる様な感じは
しない。潮が少しでも緩むことを期待したが、緩まぬまま回収の時間へ!!
今回はトラブルあり歓喜ありで楽しい釣行になりました。行くとこ行くとこ
宿題を残して帰りますので、またいつの日か必ず・・・・ -
2016.06.09
梅雨前の男女群島 6月7.8日 VOL.1
憧れの地、男女群島へ行ってきました。
渡船は佐賀県は呼子港より出船の『日之出丸』
今回も磯のエキスパートTNOK氏にお誘いを頂き
おなじみのクラゾノ君と!!
今回の海況はべた凪、弱風の予報でどこの瀬にも乗れるだろうとの事で
期待も膨らむ。出航より男女群島までの移動。
疲れもあり会話もソコソコに眠りについてしまった。
約5時間の睡眠を経て船は男女群島に到着!!
真っ暗の中、岩肌を確認して足元に注意しながら渡礁する!
そそくさといつものように準備に取り掛かり明るくなるのを待つ。
タックルの準備も終え、しばらくすると辺りは白々となり始め今回の釣りスタート!
今回はキハダマグロを視野に入れ飛距離重視のLD30。レイジングブルXR-2タックルをメインで。
数投パッパーを投げると本日ファーストヒット!!
ゴリゴリ寄せて抜き上げる。
3キロ強のヒラマサ。
男女のポテンシャルはこんなものではないと調子に乗った私は
写真をチャチャッと取りリリース!!
一息つく間もなくキャスティングを始めると
一つ離れた高いところから投げていたクラゾノ君にもヒット!!
これまたゴリゴリ寄せる。
6キロほどのブリ!!ランディングを手伝い
写真を撮ろうとカメラを取りに行くと
『アイタッ・アイタッ・イノウエさんイタイ・イタイ』と叫び声が・・・・
どうしたものかと急いで行くと
『フックが指に・フックが指に・フックが指に・・・』
これはイカンと状況を確認しようにもグローブが邪魔をしてどこまで刺さってるか見えない!!
ブリが頭を振るたびに激痛が走るらしく悶絶している。
額からは汗が落ち、みるみる顔の血の気が引いているのがわかる。
フックをルアーから外し、魚からの反撃をひとまずかわし
『バーブは??』
『中指の中っす』
『ん〜抜ける??』
『抜けんっす!!』
もう貫通させるしか方法はなさそうで
『イケル??』
『行ってみます!!』
『ググググッ・ンンー・ギィー・』
『ああぁ〜・通ったっす!!』
ここまで来ればあとは抜くだけ。夜釣用に持ってきていたワイヤーカッターで
フックの根元を切り、引っ張るのみ!!
事もあろうかクラゾノ君は
『イノウエさん・抜いてと』
抜いてと言ったことはあっても言われたことのない私は!!
一瞬ドキッとするが思いっきり愛情を込めて抜いてあげました♡
指を貫通させるときの顔は鬼の形相をしており、しばらくは夢でうなされそうです。
血が乾く間もなく、そそくさとブリの血抜きを行い、傷のケアーもソコソコに
もうロッドを持っております。
最初のトラブルを持ち前の根性とパワーで無事クリアーしたクラゾノ君!!
さてその後は…
次回ビッグゲーマー本領発揮!!
(皆さん分ってるとは思いますが私の事ではありませぬ笑)
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2016.04.01
草垣群島ロックショア 3月(29.30) 春色?始まった?
なにかと忙しい年度末にもかかわらず、3月の草垣群島調査へ
行ってきました。
1月、2月の事もあり今月も大きな期待と多少の不安を持ちながら。今回のメンバーは今年皆勤賞のおなじみU字君と年度末で忙しくても
強行参加のKゾノ君。
実は出航3日前まで1人で行く覚悟はしていましたが、何とか3人で
行けるよう都合を付けて貰っての遠征!!
出航3時間前に福岡のM岡氏より入電
『まさか今日の草垣イノウエさんたちじゃないよね?』
『えっM岡さんもっすか』
かなりな偶然に、あわよくば2か所の瀬で調査が出来ると企む。
電話も通じない草垣の瀬の上は1人では何かの危険があったり
最悪、怪我をした場合でも同磯者がいてくれれば心強い。
なによりトカラの磯以来のM岡氏と釣りがしたいとの思いもあり
港に着きM岡氏と対面。
『1人で瀬に上がりますか?』
『一緒にのる??』
『うんうん。是非お願いします』
と速攻で同磯決定!!
出航時間はいつもと同じ午前1時。海上ベッドにゆられての約3時間半
エンジンのスローダウンを合図に外に出る。
月明かりの照らす見慣れたはずの島々は、やはり何度来ても
初めて来た時と同じ期待や興奮を与えてくれる。
いつものようにまだ暗いうちに瀬に渡り、いつものようにタックルを準備し
いつものようにアジをホタりこもうとすると辺りが少し明るくなってくる。
日の出が早くなっている!もう春なんだと確認!日が明けだすとそこには前回とはガラリと変わった風景が目に入る。
足元を見るとおびただしいベイトフィッシュ
目線を上げるとカツオ鳥があちこちで突っ込み、時折大きなスプラッシュが
上がる。
今回はターゲットをカンパチに絞りジグメインで広範囲を探るが期待とは
裏腹に反応は得られずあっさり朝マズメを外す。
同磯のM岡氏も良型イシダイを狙うがアタリはあるものの
ナカナカ喰いが渋い様子だがその中でも何とか喰わす。
瀬代わりのタイミングを迎え別渡磯組の状況もどうか船長に尋ねてみるが
イマイチ良くない様子でこの後瀬代わりをするとの事。
2か所目に上がる。
潮がガンガン走る瀬に乗り、ジグから開始するも反応はなく
時間だけが過ぎて行く。
ジグをしゃくる合間にポッパーやダイビングペンシルなど色々と試してみる。
潮下にミノーを投げ潮に投げリトリーブ中、その時は突然訪れた。
自分より20m〜25m先のミノーめがけて茶色い魚体が喰いあげ反転した
『デカイッ』おもわず1人で声を上げる。
その魚体は少なく見積もっても20kgを超すであろうカンパチだ!!
反転した瞬間10kgちょっと掛けていたソルティガLD40のドラグが滑るように
出て行く。どうにか止めないと左側に走られれば自分も移動が出来なくなる。
レバーをひとつ上げ約13kgのテンションをかけると、どうにか1度止まるも距離を
詰めようと自分が近づいた隙にまた走られ、左側に回っていく。
自分も限界まで左側についていくもこれ以上はスリットが邪魔をして進む事が出来ない。
手にはラインが擦れる感覚は伝わってきている。ラインを出すか頭をこっちに向かすかを
考え一か八かラインを止める事を選択。
もうここで勝負をかけるしかないと判断しドラグレバーをもう一つ上げフルリフトに
入ろうとした時、パツンとラインが切れる感触があり後ろへ尻もちをつく。
フロロからのブレイク。
完全敗北!!!
思考回路は停止し、うなだれる様に座り込む。
PE8号・磯ハンター20号20m・フロロ150LB15mのラインシステム
今回は飛距離を優先しSSアシストは入れずのシステム。
ラインを出すべきだったのか、もう少し早く勝負をかけるべきだったのかは
今になっても分からないが、自分が近づいて行った時に隙を与えたのは間違いない。
同じシュチュエーションでもこのサイズの魚を捕れる人は必ずいる
ただただ自分の未熟さを痛感する勝負になった。
気を取り直し再開するもワンチャンスのみで回収の時間になり1日目の釣りは終了。
M岡さんは夜はアラ狙いで磯に残るとの事で
自分たち3人は明日の朝にそなえ船中泊をする事に。
船に戻り別渡磯に話を聞くと
『かんぱちヤバかったッス』
『カスミいたよ〜』と....良型のカスミを釣っております。
カンパチも10匹単位で追いかけてきたりと魚は沢山いて
バラシも多数あったとの事。
Kゾノ君も大型カンパチをかけるも惜しくもブレイクで悔しい思いをした。
次第に夜が更けて行き、船釣りしたり、休憩しながら朝を待つ。
いよいよ2日目残すところ4時間。
2日目は3人での渡磯
早々とU字君が魚をかける。沖で掛けたため少々余裕があるようだが
ロッドは徐々に絞り込まれる。ポンピングをしながら寄せて残り20mくらいの所で
痛恨のフックオフ。
続いて自分にもヒット。難なく寄せるもさすがはカンパチ!!5kg弱のサイズだが
瀬際の突っ込みはやはり強い。このサイズでも疲れる。
今回はこれを持って終了となりました。
途中で別れたM岡氏を迎えに行くと、魚の気配は無く手ぶら。
あ〜ダメだったんだなぁと思っていると
『見た?』『何をですか?』『クーラー』『ん?』
『デカッ!!』
真夜中に1人でランディング。経験値が違います!!
もう一本同じサイズを浮かせたそうですがギャフ打ちで痛恨のフックオフ(T_T)
今回の草垣群島はめっきり春の海に様変わりし、次回遠征以降に期待が出来る結果
になりました。
でっかいカンパチに挑戦する方随時募集中です!!
(悔しくて翌日、クーラーの匂いを嗅ぎに来た珍満将軍の図)
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2016.02.21
草垣群島ロックショア 2月
2月20日に草垣ツアーを組むも海況不良の為、中止に…
ナカナカ予定する日に行けない状況が続きます。
あっ!!先に書きます。魚釣れてません(^^)
記録としてブログ残します。
ここで調査を断念するわけにはいかず、もうここは1人でもと
18.19日にエサ釣りに同船させてもらおうと決意!!
ただホントに1人だと寂しいので、ダメもとで声をかけると
『もちろん行きますよ〜』『いやいや行くでしょ!!』と
いてもたってもいらレナイ2人と行くことに。
今回のプランは、朝まずめ2回夕まずめ1回の1泊2日。
通常の日帰り遠征よりさらに期待は高まる。
AM4:00過ぎに1ヵ目の磯に3人で渡礁。
日の出に備え、そそくさとルアータックルを準備し
朝までの時間をいつものようにアジをホタリ込む。
が・・
日の出までひたすら流しては巻き、場所を変え、エサを変えても
噛まれた形跡もなくキレイなまま帰ってくる。
まだ一泊の釣りは始まったばかり。気をとりなおして
朝まずめを迎える。
白々と夜が明け始めた頃、カツオ鳥が鳴き始め、否が応でも気合が入る。
投げる・投げる・ひたすら投げる!!手を変え、品を変え投げ続けるも
答えは返ってこない。
そもそも答えを知らない僕らが、1つだけ分るとすれば
『水中にないルアーを魚は喰えない』という事。
しかし投げるも投げるも反応は返ってこない
朝、元気に鳴いていたカツオ鳥も丘の上にある灯台の上空をひたすら旋回し
海に向かって飛び出してくれない。
瀬のまわりにも目視できるベイトは確認できず、先月の悪夢がよみがえる。
3人で『潮が変われば何とかなるよね〜』なんて話をしながら
必ず誰かのルアーを水中に入れて魚からのコンタクトを待つが、全く反応はない!!
瀬代わりの時間になり、大きくエリアを変えるが相も変わらず.....
何の反応もないまま夕刻を迎え、風が吹き始めたため少し早めに本日の瀬の上での釣りは終了。
明日の朝マズメに期待し、船に戻り一夜を過ごす事にした。
船に戻りU字君はジギングをしたり、諦めきれないN屋敷君はキャスティングをしたりと
何とか魚にたどりつくために試行錯誤するが、またここでも魚とは会え無いまま。
私はというと、こっそり忍ばしてきたイカを短冊にして海底に落とす。
1投目でなんと本日初めての生命反応が
『魚いるじゃん』と3人ともに一気にテンションUP!!
その後3人ともイカを付けるが時合3秒だったらしく全く反応なし。
その後はムロアジ落してみたり、カゴ釣りしてみたり、ご飯たべたりと広大なロケーションを
バックに思い思いに贅沢な時間を過ごす。
朝になり、今回遠征の最後の朝マズメからの4時間にドラマが起きることを
期待し瀬に上がる。
唯一の瀬からの魚!!
U字君最後の最後にやったりました。
大げさですがあの瀬の上にいた僕たちにとっては本当に感動しました。
もちろん海にお帰り頂きましたが、腐らず投げ続けた事、諦めずに投げ続けた
事の結果が、例えどんなに小さな魚でも次回もまた投げ続けられる
モチベーションを与えてくれました。
ありがとう。次こそは.....
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2016.01.29
離島開幕戦 2016
2016年の開幕戦は草垣群島からスタート! (1/28)
今回は気象状況による再三の延期にスケジュールに調整が難しく
5名で突撃!!
毎回、出航前は期待でみなさん光輝いております。
3人組・2人組と北側の瀬・南側の瀬に分かれて渡礁(AM4:00)いつもの様に船を見送り
日も上がり雄大な景色を眺める
ロクにご飯も食べず時間いっぱいやり切りました!
魚の写真??
取り忘れた訳ではございません。
ご察し下さい・・・
今回は急な寒波による水温低下が原因なのか、
毎度おなじみのカスミアジや多様な根魚も全く反応のない状態でした。
昨年より草垣群島のロックショア調査するもまだメインターゲットは絞り込めず
今年も引き続き調査をして行きます。
※メインターゲットが絞り込めてから、ツアー募集をしようと思っていましたが
来月からは調査に賛同してくれるツワモノを募集開始いたします。
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2015.08.07
海の日イベントに参加しました( MCワークスロッド体験会・夏秋レイヤリング講習会編)
清掃作業も終わりイノウエ商店へ集合して
海の最終イベント
『MCワークスロッド体験会・夏秋レイヤリング講習会』のまえにSUPフィッシングに興味津々。
『ここに振動子をつけるの?? ヘェ〜』
ヘェ〜じゃないんだよ青野くん!!なんだそのケツは・・・
オモサを確かめたり
魚探BOX触ったり
ここ最近SUPフィッシングに興味を持ってる人が増加中!!
今から凪の多くなる季節。
朝日を眺めながらのSUPフィッシング最高です。
MCワークスのショアロッドが10数本揃いました。
ナカナカ触る機会もないので1本1本の違いをラインを通して
体験しました。
未発売ロッドWB113R ベイトモデル。
『いやぁ〜これいいっすわ〜』『フムフムこれ買います!!』
いきなりのご予約ありがとうございます。
WB113Rベイトモデル+ロープロリールの快適性で
またヒラスズキの楽しみが増えてします!!
まだ試し投げ程度しか使ったことはないですが
キャストフィーリングは最高!!気持ちよ〜くぶっ飛んでくれます。
繊細なティップは繊細なアクションを生み体と道具の一体感が
ハンパないです!!
またまた未発売のレイジングブル107XR-2ベイトモデル。
106XXベイトモデルとの比較や109XR-1ベイトモデルとの
比較をしたりドラグを10kg強かけての曲がりを試したりと
ビッグゲーマーにはたまらない時間だったと思います。
今後、離島遠征まで視野に入れている彼もマゲマゲ体験。
駆け出しのユウジ君にもロッドのホールドの位置などを
丁寧にアドバイスするニーナさん。なんて贅沢な!!
『俺なんて昔ニーナさん見ても声も掛けられなかったんだよ』
107XR-2ベイトの使用感は奄美が後日奄美合宿編で書きます。
あーだこーだしていたら、そろそろいい時間に。
ウズスポーツフィッシングラボ 代表新名さんに講師をお願いし、
夏秋のレイヤリング講習をしていただきました。
ニーナさんの体験談や理屈の通った説明に自分も
思わずのめり込んでしまい皆さんの写真を撮り忘れてしまいました。
参加者の皆様スミマセン。
生地のサンプルを持ってきて、水を汗に見立てた
実践演習。
今まで触る機会のなかった人たちもその性能にビックリ!!
今回のレイヤリング講習会ですが
夏・熱中症と隣り合わせの、この暑い時期をいかに体力を奪われずに釣りが出来るか!!
秋・朝、日中、夕方の気温の変化にどう対応するか!!
そのためにどういうウェアーを選択するか??
と、とても分かりやすい講習会になりました。
特に今の時期のウェアーに関しては、脱水症状や熱中症などに直結します。
ウェアーによりその物1つ1つはとても優れた性能を持っていても
レイヤリングひとつで台無し,もしくは逆効果になる場合があります。
また季節の変わり目でレイヤリングについては講習会を予定していますので
今回来れなかった人も是非ご参加下さい!!イノウエ商店ではUZUアウトフィット製品、ファイントラック製品の取り扱いを
しております。レイヤリングの疑問など気軽にご相談して下さい。
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2015.07.25
海の日イベントに参加しました!!(漁港清掃編)
さて魚釣りも終わり港の清掃活動の時間になりました。
ゴミ拾い・草刈り・海底清掃・トイレの掃除に分かれて清掃が行われました。
草刈からやっつけようとビーバーを手にしようとすると
『オィッ!!免許は持っちょっか??』とエサ釣りの先輩が声をかけてきました。
『免許がいるんですか??』
『いったっど〜 オイは先週取ったど〜』
プロの刈り込み具合はやはり一味違います。
UZUスポーツフィッシングラボの皆さんも遠いところ
清掃活動から参加して頂きました。
建物の裏やちょっとした山の中のゴミを拾うと
空き缶・弁当がら・ペットボトル・折れたロッドや
なんだかわからないゴミなどが、こんなに沢山出てきました。
(ゴミの殆どが普段目につかない所にありました)
集まったゴミの仕分けをして
清掃完了で記念写真を!!
船長からの挨拶があり
参加者全員で記念撮影
侍丸さんよりお弁当を頂き、解散になりました。
侍丸さんの海の日イベントは今年で9回目と毎年されており
最初は少人数から始まり、年々参加者が増え今年は総勢48名の
参加者で、この他にも参加したい方が多数いたようですが
瀬渡しの関係や駐車場の関係でお断りした方もいたそうです。
この暑い中であまり釣果も期待が持てない時期に、こんなに
多くの参加者が集まったのも釣り人の清掃に対する意識や
船長の人柄ではないでしょうか。
いつも問題視される港、沖磯、地磯や防波堤のゴミ問題
や漁師さんとのトラブルも
こういう活動を通して少しでも無くなって行けば
もっと楽しく釣りが出来ると思います。
ゴミを捨てる人が減る事が一番ですが
『ゴミを捨てる人を減らすより気が付いた時にゴミを拾ってくれる人を増やす』
事が磯等を綺麗にする近道だと思っています。
根本的な解決にはなりませんが、捨てる人以上に拾う人が増えれば
少なくとも今よりは綺麗な遊び場で思いっきり遊べると思います。
今回のイベントを通して自分たちが出来る事を小さい事からでも
始めてみようと思います。
イノウエ商店でも清掃活動イベントなどやって行こうと思います。
その際には是非皆さんのご協力をよろしくお願いします!!
参加者の皆さん暑い中お疲れ様でした!!
MCワークスロッド体験会・夏秋レイヤリングへ続く・・・
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2017.01.27